
引越し費用を少しでも安く格安に抑えたいのであれば、引越日を考える必要があります。
もちろん急な転勤、賃貸物件の解約日(退出日)などで引越日が決まっている、またはこの日にしか引っ越しできないなどの場合は仕方ありませんが、ある程度、引越し日を自由に決められるのであれば、引越料金を安くできる可能性が高くなります。
では具体的にどのような日が引越料金が安くなるのでしょうか?
まず引越し料金が安くなる日は、『
トラック、スタッフが余っている引越業者が暇な日』です。
つまり、「トラックが空いている・スタッフが余っている」場合、引越会社としてはトラック、スタッフを遊ばせているよりは、引越料金を安くしても契約を取って仕事を入れるほうが良いからです。
ですので引越を格安にしたいのであれば、引越業者が暇、空いている時を狙う必要があるのです。
しかし引越業者がいつ暇なのか?なんて分かりませんよね?その通りで、引越会社が暇な日をピンポイントで狙うのは不可能です。
ただある程度暇な日は分かっています。それが以下のような日です。

就職、転職、大学進学(入寮)などで引っ越す人が急激に増えるのが春。つまり
『2月後半〜4月前半』は1年のうちで最も引っ越す人が増える月です。
この時期は引越シーズンで、賃貸物件の入れ替わりも激しく、マンション、アパート付近を通るたびに引越業者のトラックを頻繁に見かけるようになり、引越会社もフル稼働となっています。
つまりこの時期に引っ越す場合、必然的に引越業者は忙しいので、わざわざ引越料金を安くする必要がありません。
また秋、『9月/10月』は転職の季節で、この時期も引越会社は多少忙しくなる傾向にあります。
逆に引っ越しシーズンが終わった4月後半から夏にかけては引越す人がガクンと減少するため、引越業者は暇になるため、この時期を狙って引越せば、引越シーズンに比べ、場合によっては半額ほど安く引越せる可能性があるのです!
賃貸物件に住んでいる場合、月末まで契約を残すことが多いので、必然的に月末に引っ越す人が増えます。
つまり、
・「
月末は引っ越す人が多くなる=引越会社が忙しくなる」
という図式が成り立つので、月末よりは上旬、中旬のほうが引越料金が安くなる可能性が高くなります。
引越は基本的に昼間にすることになるので、やはり休日でなければなかなか引っ越しが出来ません。

となると、
『土・日・祝日』に引越を希望する人が殺到するので、必然的に平日は引越業者が暇になる可能性が高くなるため、引越料金も安くなる可能性が高くなるのです。
特に土曜日に引越しをして、日曜日に引越の片付けなどをしたい方が多いため、土曜日に引越を希望する人が圧倒的に多く、日曜の午後は意外と引越業者が暇になり、引越料金が安くなることも珍しくありません。
いずれにしても引っ越し費用を格安にしたい場合は、できるだけ土曜を避けて平日にすることが大切になります。
主に年配の方など、
『赤口・先勝・先負・大安・友引・仏滅』のいわゆる六曜を気にする人がいるため、結婚式や何かの祝い事、イベントなどで、縁起の良いとされている“大安”に引越を希望する人がいます。
つまり大安の日に引っ越しを希望する人が多ければ、当然、引越業者もその日は忙しくなるため、引越料金が高くなる可能性があります。
逆に大安以外の日(六曜)、特に“仏滅”の日は引越を避けたいという方が多いため、引越料金の値引き交渉も上手くいき、引越料金も安くなる可能性が高くなるのです。
引っ越しが格安になる日 |
/ |
安い |
高い |
月 |
5/6/7/8/11 |
2/3/4/9/10 |
日 |
上旬or中旬 |
下旬(月末) |
曜日 |
平日 |
土/日/祝日 |
六曜 |
仏滅 |
大安 |

上記はあくまでも引越料金が安くなる可能性が高くなる目安で、土日祝日や、大安の日でも引越会社のトラックが空いていたり、スタッフが余っていれば安くなる可能性は十分あります。
また引っ越しが決まれば早めに引越業者を決めることも重要です。
引越し日が迫ると引越業者の選択肢が狭まるため、仕方なく引越し料金の高い業者に決めざるを得ないことがあるからです。
ただキャンセルが出た場合などは、逆に引越日が迫っていてもかなり安くなる可能性もありますが・・・
いずれにしても上記を参考に、引越料金が安くなりそうな日を知っておくことが、引っ越し費用を格安に済ますことができる第一歩といえるかもしれません。
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